香川ファイブアローズ:衛藤HCインタビュー

選手の姿勢や熱量に指揮官自身が惚れてしまった。
香川ファイブアローズ 衛藤ヘッドコーチ

こんにちは。事務局まゆこです!
少し遅くなりましたが、8月28日から行われた小豆島キャンプでのインタビューをアップします!
まずは、香川ファイブアローズ、衛藤ヘッドコーチのインタビューです。


スポーティーズ渡部(以下べ):はい!三日目が終了したところですが、ここで衛藤HCにお話を伺おうと思います。小豆島での強化合宿、この3日間いかがですか?

ファイブアローズ衛藤HC(以下衛藤):小豆島に来たことによって、バスケットだけに集中できました。ありがとうございます。ほんまにバスケットのことしか考えてなかったなと思います。まあちょっとだけ観光しましたけど。

べ:(結構ハードなスケジュール)え?観光してはったんですか?

衛藤:行きましたよ。エンジェルロード行ったり、ちょっとだけドライブしたり。

べ:アローズの練習を拝見して、チーム全体の雰囲気の良さ、集中してハードに練習しているなという印象が強いのですが、コーチに就任してまだ日も浅い中で、何かこだわりは?

衛藤:いや、何もこだわってないですよ。(笑)
今回、外国人選手がきて一発目の合宿で、中にはフェリーで「初めまして、こんにちは!」というぐらい合流したての選手もいたんですけど、チームの練習を見て僕自身も「お!」と思うくらいでした。主体的に取り組んでくれてましたね。

べ:選手全員がハッスルしてるし、コミュニケーションもたくさんとっているなと感じました。できたてのチームじゃないみたいで。ダラダラしてないところも印象的でした。

衛藤:そうですね。そういう意味だと僕、そこはこだわってますね(笑)。でもそこは大澤をはじめ、選手が自発的にそういう雰囲気に持っていってくれたところは大きいと思います。

べ:そうですよね。ハッスルしてるけどおちゃらけてない。てっきりコーチがビシッと締めてはんのかなぁと思いました。


べ:今後ファイブアローズをどういったチームにしたいとお考えですか。どういうチームをブースターのみなさんに見せたいというか。

衛藤:正直なところ、2ヶ月前にこのチームに合流してからブースターさんやスポンサーさんとお話する中で、一部の意見として「いつも口だけやん。」と言われてしまうことがありまして。。
<こういったチームにしたい>という思いはあるんですけど、そこを今大きく語るより、まずは是非一度見ていただきたいなと思ってます。自分自身もそうですが、選手たちにも伝えているのが、練習中もみられている意識をもって行動せえよと伝えています。

自分のポリシーとしては選手一人ひとりが個性を出して、遠慮せずぶつかり合ってる姿をみてほしいと思っています。爆発的に成績が良くなるというのは難しいと思いますが、シーズンを通して確実にこのチームは良くなると確信しています。なぜかっていうと、この選手たちはとにかくバスケットに対する姿勢が素晴らしい。バスケットに対して真摯に向き合ってるし、なによりバスケットが大好きなんです。バスケットの神様に失礼になることはしない選手たちなので、直接見に来てもらってそこを感じてもらえたら嬉しいですね。

べ:確かにこのキャンプだけを見ても、今までと違う!と思えるオーラというか雰囲気を感じました!

さて、ファイブアローズは12年の中で山あり谷ありを経験してきたクラブです。その中で、少し離れてしまったブースターの方々もいらっしゃいます。あくまで僕の主観ですが、このチームのエネルギーは、その一度離れてしまった方たちまでもアリーナに戻ってもらえるような予感さえします。

衛藤:山あり谷ありのこれまでの歴史があったからこそ今があって、その歴史があったからこそ私が監督として携われていると思ってます。これまで携わってくださったスポンサーさん、ブースターの皆さんと一緒にファイブアローズにもう一度火付けていきたいという思いは強いです。ただ、当時アローズを応援していた皆さんが何を求めているのか、正確にはわからないので、僕ができることは真摯にバスケットに向き合って、この町のチームを背負ってやり続けていくことだと思ってます。


べ:ところで選手との良好な関係性を築くために心掛けていることはありますか?
(練習時のコーチの厳しさと、練習前後に見せるコーチと選手間の楽しげなコミュニケーションが特に印象的でした)

衛藤:いやぁ、選手のほうが上手に関わってくれてますね。(笑)この合宿で選手のいいところがたくさん見れて、意外な一面も見えたり。ただ、ちょっと厳しくやりすぎたなぁと思ってます。彼らの姿勢や熱量にに自分自身が惚れてしまって、ついついやりすぎましたね。でも選手たちはコートを離れたら友達みたいに接してくれて、やりやすい雰囲気作りをしてくれてると感じています。僕は好き勝手わがままにやらせてもらってますね。このチームはめちゃくちゃ楽しいし、充実しています。

べ:チームとしては間も無く迎える開幕戦が焦点だと思いますが、12月8日、9日と小豆島で始めてのBリーグホームゲーム開催が決定しました。私たちも非常に楽しみで、ホームゲーム開催に関わらせていただけることを大変嬉しく思っています。
ぜひ、初めてプロバスケを、アローズを見る島の皆さんに、勝ち負けを超えたところで「ファイブアローズが好き!」って思ってもらえるようなゲームになるといいなと思っています。

衛藤:そこは大丈夫です!彼らは絶対にそんなチームになると思います!是非見てほしいですね。

渡部:そうですね!期待しています!私たちも飲んで、食べて、最高のゲームを観れるアリーナ作りを頑張るんで、ぜひ一緒に盛り上げてください!

衛藤:はい、こちらもええ準備してきます!


いかがでしたか?

始終関西弁まる出しで話す二人(これでもかなり編集しています)の楽しそうな姿が印象的でした。過去に球団スタッフとしての経験を持つ渡部は、かなり興奮気味に<こんなチームを待ってたんや!>と息巻いてました。

いよいよ、9月30日(土)ホームゲームでBリーグ二年目のシーズンがスタートします!
私たちも12月の小豆島でのホームゲーム開催の準備をしながら、ファイブアローズの活躍を応援したいと思います!!

◆香川ファイブアローズホーム開幕戦◆
対戦相手:金沢武士団
会場:高松市総合体育館(晴れたらレンタサイクルが便利ですよ!)
9/30(土)13:05開始
10/1(日)13:00開始
スポーティーズも応援にいきますよおお!!!

◆香川ファイブアローズ公式HP◆
https://www.fivearrows.jp/



タグ:香川ファイブアローズ Bリーグ プロバスケ